2020年4月22日 (水)

月模型(新型紙)10cmと5cm

B10cm5cm solarsystemscope.com のサイトで公開されている月面地図で、新しい月模型の型紙を作成しました。 大きい方が10cm、小さい方が5cmです。型紙は事務所の教材ページから無料でダウンロードできます。

https://saeki-ce.xsrv.jp/kyouzai/wakuseimokei.html

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2019年2月 5日 (火)

地球模型(10cm)

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直径10cmのスチロール球に、型紙(舟形図)を貼って作成した地球模型です。舟形図の元になる地図(テクスチャ)は、次のサイトからダウンロードしました。

テクスチャ
THE BLUE MARBLE: LAND SURFACE, OCEAN COLOR, SEA ICE AND CLOUDS
https://visibleearth.nasa.gov/view.php?id=57735
クレジット: NASA Visible Earth

型紙は事務所の惑星模型ページから、無料でダウンロードできます。

http://saeki-ce.xsrv.jp/kyouzai/wakuseimokei.html

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2018年12月15日 (土)

精密バリ取り刀

ドリルとテーパリーマーで、プラスチックに丸穴を開けているところです。

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穴は綺麗に開きますがバリがいっぱい出て、カッターなどで取るとせっかくの綺麗な丸穴がギザギザになったり、周りに傷が付いたりします。

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このやっかいなプラスチックのバリを綺麗に取るために、(株)さえき科学で精密バリ取り刀を開発しました。穴のふちに刃を軽く当てて一周回すと、バリ取りと面取りが数秒で出来ます。面取りの深さは、刃を当てる強さで調整できます。

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木にも使えて、今のところ切れ味は落ちていません。来月発売に向けてどんどん使っていきたいと思います。「何かバリでてへんか?」

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製造・販売は(株)さえき科学です。

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シリコンラップは工作に使える!

100円ショップでも売っているシリコンラップは、工作にとても便利である。机の上に敷くと滑らないので、ハンダごて台を置いたり、加工物を軽く固定するのに重宝する。

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シリコンラップを敷いた上に、箱の蓋を置いて穴開け加工しているところ。箱が滑らず気持ちよく加工できる。オススメです。

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2018年11月 1日 (木)

丸ピンソケットの切り離し

長い丸ピンソケットから必要なピンを切り出すとき、普通に折っただけではハウジングが破損して、ピンがむき出しになったり、隣のハウジングがバリのようにくっついてきたりする。

そこで、ホットナイフで切れ目を深くしてから折り取ると、板チョコを割るように綺麗に折り取れる。

 

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ホットナイフはとても熱いので、火傷などしないよう十分注意が必要だ。
片側0.5秒~1秒程度、両側とも押し当てる。短すぎると効果がないし、長すぎるとハウジングが溶けてくる。慣れたらコツがつかめるだろう。

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2018年10月21日 (日)

鏡が左右逆に見えるのは、向かい合って映るから

鏡の前に立つと自分が映る。
鏡像の自分は向かい合っているように見える。
左手は左側に、右手は右側に、頭は上に、足は下に映る。
鏡の向こうに見える人が自分の鏡像ではなく、本当に自分に向かい合って立っている人と考えてみよう。
左側に見えるのはその人の右手で、右側に見えるのは左手である。
つまり、鏡は向かい合って映るから左右が反転するのだ。

もし自分が鏡の向こうに回りこんで、鏡像の位置に立ったとしよう。
左手が映っている位置には右手が来るが、上と下は入れ替わらない。
この回り込む操作は「回転」である。
回転操作と反転操作の結果は、上下方向は同じだが左右方向は異なる。
この違いに違和感を感じる人がいるのかもしれない。
上下方向を反転したければ鏡を頭上に置くとよい。

では、なぜ鏡は向かい合って映るのか。
次の図は、鏡で反射した光が鏡像をつくるしくみを表している。

Kagami01

Kagami02

左手の先から出た光が、鏡に反射して目に届く様子を示している。

同様のことは、あらゆる部分で同時に起こるから、鏡の向こうに自分が向かい合って立っているように見えるのだ。

「向かい合って映る」というのは、そもそも鏡の性質なのである。

同様のことは、印鑑や版画、魚拓など「向かい合ってコピーされる」像でも起こる。

これがこの空間の性質なのだ。

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2018年6月 3日 (日)

分数の割り算は逆数を掛ける?

分数の割り算は、「割る数の分母と分子をひっくり返して掛ける」とか「逆数を掛ける」と習う。
これをルールとして憶えて、あとは素早く正確に計算できればOKということだ。
しかし、これでは算数や数学は暗記物になってしまう。
たくさんの公式を憶えて、正確に速く計算するのが数学だろうか?
では、いったい誰が公式を作っているんだろうか?

そこで、分数の割り算について少し考えてみよう。
例として

Photo

について考える。

1を3分の1で割ったらいくつになるか、ということである。

1は3分の3だから

Photo_2

3分の1を単位にしたと考えると分かりやすい。

次に

Photo_3

を考えてみよう。

式で書くと

Photo_4

いずれも逆数を掛けるのと同じ答えになる。

分母を揃える(通分する)ときに割られる数に分母を掛け、分子はそのまま割る数として残るから、結果として逆数を掛けることになる。

この便利な結果を使わない手はない。

「分数で割るときは逆数を掛ける」という方法を知っていれば、意味を知らなくても計算出来るのだ。

これは一種のブラックボックスといえる。

どこまでブラックボックスを受け入れるかは、人それぞれだろう。

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2017年12月30日 (土)

0の0乗について(2)

どんな数でも0乗すると1になる。

これは、1に何も乗じないから1のままなのであって、1×を省略するから理解できないのだ。


だから0の0乗だって、1に0を0回掛けるから1である。
1回でも掛ければ0、1回でも割れば不定となる。


「コンピュータでは便宜上1としている」などという「解説」を見かけるが、実際にプログラムを作ってみると0乗が1の理由がよく分かる。
べき乗のプログラムは、最初に1を設定し、同じ数字を必要回数掛けて答えを出す。
最初に0を設定すれば、何を何回掛けようが0のままだ。
これは便宜上ではなくて、1に同じ数を何回も掛けるという、べき乗のアルゴリズムそのものなのだ。
数学やコンピュータはちゃんと筋の通ったもので、神秘的なものではない。
「0の0乗は0にもなり得る」などといった摩訶不思議な議論が、数学嫌いを生み出しているのではないか。
意味不明の間違った議論につきあおう、という奇特な人は少ないはずだ。

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2017年12月20日 (水)

0乗,1乗,2乗,べき乗について

普通、3の2乗は次のように書く。
 3=3×3
この式は実は省略されていて、丁寧に書くと
 3=1×3×3
と表されるべきだ。
1に3を2回乗じるから3の2乗なのである。
計算結果は同じでも、式の意味はまったくちがう。
3の1乗は、1に3を1回乗じるということだ。
 3=1×3
3の0乗は、1に3を0回乗じるということ、つまり乗じないということだ。
 3=1
1のかけ算や割り算は、式を書くときに省略するので話がややこしい。
0乗が1になることを理解できないのはそのためだ。
べき乗とはそういう演算なのである。
はじめからこのように教えてもらえば、すぐ分かることなのに。
過去の記事
0の0乗について
0乗は1の理由=1に何も掛けないから

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2016年10月21日 (金)

冥王星の模型

Meiousei

NASAジェット推進研究所(JPL)の冥王星地図から作成した5cmの模型です。

作り方説明付きの型紙を事務所の惑星模型サイトで無料公開しています。

http://saeki-ce.xsrv.jp/kyouzai/wakuseimokei.html

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