学校のロボット
むかしロボットと言えば、鉄人28号とか鉄腕アトムとか、ジャイアントロボとか、ヒューマノイド型のイメージでしたが、産業用ロボットが普及したので、一時期すっかりイメージが変わってしまったようでした。 ところが、最近小型のヒューマノイド型ロボットが、教材やホビー向けに販売され始めました。 これらは、サーボモーターが10数個つながったもので、たとえば肩の部分を構成するサーボモーターが少し回転すれば、その分腕が上がったりするしくみになっています。 見た目にもカッコイイ製品がいくつかあって、値段も10万円前後とパソコン並みの値段で手に入るのです。
テレビでCMをやっていたディアゴスティーニのロボザックがどうしても欲しくなり、現在ぼちぼちと建造中であります。 私が非常勤で講師をしている情報産業専門学校で、HiTEC社のロボノバ-1の組み立てキットが導入されて、学生有志があっという間に組み立てました。(ロボザックはロボノバと同じものです)。 このロボットは、実際に作ってみればよくわかるのですが、サーボモーターをブラケットという金具で人の形につないだものなのです。 電源がOFFのときは、ぐにゃっとしてお人形さん状態ですが、電源を入れるとピピーと起動音がしてカッコよく立ち上がります。
ロボットをコントロールするのは、背中に組み込まれたマイコンチップです。 コンピュータ=パソコンみたいな現在ですが、それ以上の数のマイコンが身近な製品に組み込まれているのです。 パソコンが人間社会にもたらした影響ははかり知れませんが、マイコンの組み込みシステムが社会に及ぼす影響は、きっとケタちがいになると思われます。
ユビキタス社会が実現するのはそう遠くないことで、その結果世の中がどう変わるのか、きっとなってみないと解らないでしょう。
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