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2013年9月 7日 (土)

ワイヤーで作るフラーレンC60の分子模型

C6001

6kakukei

5kakukei

市販の針金で、正五角形12個と正六角形20個を作り、アルミテープで辺を固定して32面体を作る。五角形1個を中心に六角形5個を固定すると、少しくぼんだ花の形になる。空いた辺に五角形と六角形を交互に固定すると、32面体の半分ができる。残った16個のモチーフで、同様に32面体の半分を作り組み合わせると、32面体になる。
この立体の各頂点に、炭素原子に見立てたカラーモールを巻き付ける。モールは2.5cm~3cmくらいが巻き付けやすい。モールを切るときは、飛び跳ねやすいので注意する。モールを巻き付けるときは、素手では痛いのでラジオペンチを使おう。60個の頂点にモールを巻き付けると、フラーレンC60の模型が完成だ。
針金がビニールなどで被覆されている場合は、可塑剤がアルミテープの粘着剤に移行し溶け出してくる。マニュキュアのリムーバ(除光液)で拭くと、ネバネバは綺麗に取れるが、気になる場合は、ネバってくる前にテープを剥がすとよい。
線である針金が平面のモチーフになり、さらに立体になっていくというのは、実際にやってみるととてもおもしろい。キラキラのモールを巻くととても綺麗だし、黒のモールを巻くと炭素っぽくなる。
次のステレオグラム写真で立体感を味わうことができる。(上は平行法、下は交差法)

Photo

Photo_2

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