アンティーク風 手作りコイルモーター
真鍮の4cmの釘を支柱にして、大きめのアンティーク風コイルモーターを作ってみた。日本橋でいかにも古そうなシーソースイッチを売っていたので、これを買って取り付けた。バルク品なのか新品なのに25円だった。箱は板材を切って組み立て塗装した。中は引き出しになっていて、電源の単3乾電池と取替用コイルを入れている。取っ手がまっすぐ付いていないのが情けない。磁石はスチールの枠がついていて雰囲気が出ないので、白黒のかっこいいテープで包んだ。スイッチを入れるとカラカラ回り出して、見ていて飽きない。凝っている割には使い道のない物だが、コイルを少し調整するだけで回転方向が変わったり、不規則な動きをしたり、たいへん微妙な物であることがよくわかる。これまで気にもしなかったモーターが、じつはすごい物だったのだと思い知った。