ロボット

2013年1月26日 (土)

虫のような4足歩行ロボット

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3年前に技術士有志でTARP(タープ)というロボット開発グループを作って、2ヶ月に1回ロボット会議を開いてきた。その中で、私が作っている4足歩行ロボット(TARP-CR01)が、やっと公開できるくらいになった。このロボットはとても小さくて軽く、また重心が低く保たれるため、カーペットやプチプチの上でも歩いたり方向転換したり出来る。本来はもっと大きいロボットのひな形として作ったのだが、このサイズで歩けたのは意外だった。

材料費は約1万円くらいだが、そのほとんどはサーボモーターの値段だ。マイコンはPIC12F615が2個、プログラミング言語はC言語だ。サーボホーンを脚に固定するネジは1mmネジで、ピンバイスで穴を開けるのも、ナットをネジに入れるのも本当に大変だった。
ちょっとずつ歩けるようになっていったが、ロボットが歩けるようになったのか、私が歩けるようになったのか、わからなくなってきた。4本の脚が自分の体の一部に思えてきた頃から、うまく歩けるようになった。
事務所のサイトに、ロボットが歩く様子を動画で掲載した。プチプチを乗り越えたり、机の穴にはまったり、なかなか可愛いヤツだ。
動画のページはこちら→http://saeki-ce.xsrv.jp/ROBOT/robot001.html

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2008年1月12日 (土)

ロボット記念写真

Robo003  私のロボザックが一応完成したので、学校に持っていった。2年生で冬休みに近藤科学のKHR-2を組み立てた人もいて、学校のROBONOVA-Ⅰと3体そろって記念写真を撮った。(写真左から ROBONOVA-Ⅰ、ロボザック RZ-1、KHR-2 HV)。KHRはスマートで背が高いようだ。ROBONOVAは1年生の人が「そんなの関係ねえ」を振り付けている途中で、おかしな格好をしている。学校の春休みに、細かいモーションのプログラムをいろいろ作ってみようと思う。

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2008年1月 2日 (水)

ロボザック起動

Rz1001  ついにロボザック(RZ-1)が起動した。ディアゴスティーニの「週間ロボザック」第49号で、全身の組み立てが一応完了して動く状態になったので、さっそくリモコンで動かしてみた。零点設定が不十分で側転ができないが、一応動作確認はできた。創刊号からちょうど1年だ。非常勤講師をしている情報産業専門学校にROBONOVA-1(黒)があるので、ロボザックと2体でロボット漫才に挑戦してみよう。

 よくできた組み立てキットは、教材としてたいへん有効だ。ロボザックの組み立ては、大半がネジを締める作業だが、それでもサーボモーターがどのように動いてどんな動作になるのか、とてもよく分かる。それに、機械を作るという「ものづくり」体験は、今の若い人たちにとって貴重なことではないだろうか。

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2007年10月 2日 (火)

学校のロボット

Robonova001_2 ←充電中のロボノバ-1(情報産業専門学校

 むかしロボットと言えば、鉄人28号とか鉄腕アトムとか、ジャイアントロボとか、ヒューマノイド型のイメージでしたが、産業用ロボットが普及したので、一時期すっかりイメージが変わってしまったようでした。 ところが、最近小型のヒューマノイド型ロボットが、教材やホビー向けに販売され始めました。 これらは、サーボモーターが10数個つながったもので、たとえば肩の部分を構成するサーボモーターが少し回転すれば、その分腕が上がったりするしくみになっています。 見た目にもカッコイイ製品がいくつかあって、値段も10万円前後とパソコン並みの値段で手に入るのです。

 テレビでCMをやっていたディアゴスティーニのロボザックがどうしても欲しくなり、現在ぼちぼちと建造中であります。 私が非常勤で講師をしている情報産業専門学校で、HiTEC社のロボノバ-1の組み立てキットが導入されて、学生有志があっという間に組み立てました。(ロボザックはロボノバと同じものです)。 このロボットは、実際に作ってみればよくわかるのですが、サーボモーターをブラケットという金具で人の形につないだものなのです。 電源がOFFのときは、ぐにゃっとしてお人形さん状態ですが、電源を入れるとピピーと起動音がしてカッコよく立ち上がります。

 ロボットをコントロールするのは、背中に組み込まれたマイコンチップです。 コンピュータ=パソコンみたいな現在ですが、それ以上の数のマイコンが身近な製品に組み込まれているのです。 パソコンが人間社会にもたらした影響ははかり知れませんが、マイコンの組み込みシステムが社会に及ぼす影響は、きっとケタちがいになると思われます。

 ユビキタス社会が実現するのはそう遠くないことで、その結果世の中がどう変わるのか、きっとなってみないと解らないでしょう。

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